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2009年4月

時代遅れの『ウォッチメン』

『ウォッチメン』を見た。まあ面白いには面白かったが、全体的を通しての時代遅れ感が悪い意味で邪魔して、どこか映画に入り込むことができなかった。

「時代遅れ感」とは何か。それは作品のテーマとなっている「米ソ冷戦」だ。

(映画は公開中なので、具体的な内容やラストについては書かないようにしてみます)

実際に60年代から70年代にかけては、本当に核戦争で世界は滅亡すると言われていた。映画と同じに、それを知らせるための世界時計もあった。誰もが危険性を感じながら日々を過ごしていた時代だった。

でも現実には今やその心配はなくなった。核ミサイルはレーガンとゴルバチョフによって大きく削減された。だけどその理由は高い理想ではなく「金がない」という苦しい台所事情であった。ソ連は崩壊してしまったが、その理由も高貴な志ではなく、みんなが民主主義の暮らしがうらやましい、「ソ連の若者だってリーバイスをはきたい」といった欲望だった。

つまりヒーローの力なんか借りなくても世界の危機は去ったのである。これが今の現実だ。米ソ冷戦時代とその崩壊をリアルタイムで経験している立場から見ると『ウォッチメン』の内容にはさほどのめり込めないのである。

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MSオフィスの謎

Msoffice MicrosoftOfficeの広告に新1号ライダーが出ていた。なぜ新1号なのかはきっと深い理由があるに違いない。なぜかというと・・・

以前は同じ広告にゾフィーが使われていたからだ。ゾフィーと言っても普通の人にはウルトラマンにしか見えない。でもゾフィーであるからにはそこに何かのこだわりがある。そう思って、仕事でマイクロソフトの広報の人と話した時に、この疑問をぶつけてみた。

そしたら「ゾフィーは警備隊長じゃないですか、MS Officeも外敵からのハッキングに対して守る機能が強化されているんですよ」だって。

そんなの誰も知らないって!

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『レッドクリフ』見てきた

今回は後編、Part2の方ね。

とにかくジョン・ウー節大炸裂という感じでたいへんおもしろかったです。

ジョン・ウーの作品って批評してあーだこーだいうもんじゃないです。「オレの男の生き様を瞼に焼きつけろ!」と、「これでもか」って熱過ぎるシーンが続く。

この人って『ウィンドトーカーズ』が大コケしてハリウッドから干されてたと聞いたけど、とにかく彼の凄いとこは『男たちの挽歌』から何ひとつ変わってないということ。

どんなもんでもただひたすらブレずにやってれば「道」になるという手本のような人。

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ジバンシィが熱い

いまジバンシィが熱い・・そうだ。

「そうだ」というのは、ファッションの専門の編集者に聞いたからだ。

ジバンシィと聞くとオードリ・ヘプバーンとかケネディ家などをすぐ連想するけど、そういうのはもう古くて、今はリカルド・ティッシという新しく入ったデザイナーがすごくいいらしい。彼の服はマッチョを前面に打ち出したデザインだ。少し前までは、ディオールがいいとされていたんだけど、ああいう中性的なものはもう時代遅れで、これからはマッチョスタイルらしい。今日の日記は「らしい」ばかりだけど、全部人から聞いた話だから仕方ない。

そういえば、この前あるショップの店員さんと「ジバンシィ」の話になった時に、やっぱりいまジバンシィが人気があると言っていた。でも「まだキャバクラなどの人たちはジバンシィには来てないんですよ」と嬉しそうに語ってたのが笑えた。

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森永チョコベー

全くなんの前後関係もなしに突然「チョコベー」を思い出してしまった。
チョコベーとは森永が昭和40年代に売っていたチョコバーで、「ベーシール」と呼ばれるおまけのシールが当時の子供たちらの間で大人気だった。ぼくももちろん毎日食べて下敷きに集めたシールを貼ってコレクションしていた。
チョコベーはCMがなんかちょっとシュールで不思議だったので、今でも時々思い出すというわけだ。
まさかYoutubeにチョコベーのCMなんてないだろうなと思ったけど、試しに検索したら、なんと発見。今週いちばんの嬉しい出来事でした。

http://www.youtube.com/watch?v=dC50esUeOQ4

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気になる商品

スリープトラッカーがずっと気になっている。
スリープトラッカーは睡眠サイクルをモニターし、最適な起床のタイミングで起こしてくれる腕時計型の目覚まし時計だ。これを使うと、ぼんやりしないでバッチリと目覚められるらしい。
そんなにいいモノなら大手のメーカーが一斉に真似しそうなものだが、どこもそんな動きがないところを見ると怪しいのかもしれない。
怪しいモノほど買ってみたくなるんだけどね。


Proheadonsmallwhite1

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花満開

今週になって気温が急に上がり桜が散り始めた。
このひらひらと散っている桜が好きだ。桜吹雪を一日中眺めていたい。そういえばサイレント時代のリリアン・ギッシュの名作で『散り行く花』というのがあったなあ。

でも桜をとりまく状況はどうも好きになれない。この時期は毎日ニュースで「桜開花情報」をずーーーっとやっている。こんなものいちいち人に言われなくたって、毎日見てれば「感じる」ことができるでしょ。なんでもかんでも「騒ぐイベント」にしてしまうのっていやだ。

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mixi  これは酷い

ITメディアというニュースサイトで岡田斗司夫氏のmixi退会事件が報道されている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/02/news094.html#l_yuo_mixi.jpg

何よりもはっきりしている事実として酷いのは、岡田さんの日記が本人に無断で公開されていることだ。
岡田さんはもう退会しているので日記は存在していない。データはmixiが提供した可能性が高い。またもしそうでないとしても、公開をmixiが黙認しているのは事実だ。このニュースではmixiのコメントが載せられているので「知らなかった」とは言わせないし、またmixiが「岡田日記無断転載削除命令」を出しているにも関わらずそれをITmediaが無視してずっと載せているとも考えにくい。

元々の発端となったハッキング事件については、実際にmixiに不手際があったかどうかは分からないし、岡田さんもそのこと自体は問題にしていない。あくまでもその後の対応に対して「ここに自分のデータを預けることは出来ない」と判断したのだが、それが証明されたカタチとなった。

「やっぱりこのサイト信用できない」。自分もいまmixi止めようか考えている。

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ミサイル発射

ミサイル発射の関連ニュース、誤探知があったりして、何となくみんな「早くしてくれ!」的に雰囲気になってるのがなんだか笑える。だって飛ばなきゃ飛ばない方がいいのにね。
というか、みんな舞い上がって興奮してて変だ。その興奮の仕方が「危機感」というよりも、イベント的に盛り上がってる感じ。不謹慎と言われるかもしれないけど妙にどこか楽しそうなんだよね。小さな部屋で何かあればみんな同時に聞こえてるはずなのに、いちいち「今ミサイルが発射されました」なんてわざわざ数歩歩いて相手の耳の近くで報告したりして。
地方の役所なんていつもはルーティンの繰り返しだろうし、マスコミなんてまず注目しないから、こういう時を千載一遇のチャンスとばかりにみんな張り切ってしまうのかねえ。

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村上隆 個展

明日から、元麻布のカイカイキキギャラリーで村上隆の『inochi』の個展が開かれます。

http://www.kaikaikiki.co.jp/news/list/inochi_0403/

なんで、こんなことを書いたかというと。会場で配られるリーフレットを自分が編集したからであります。

“inochi”は村上隆が作った未来の人間をテーマにしたロボット、というかアンドロイド。ロボットとアンドロイドの違いは、生身の肉体のパーツがあるかないかだと思う。、完全メカだとロボットかな。

村上隆は基本的に国内では個展はやらないので、彼の作品を日本で見ることができる数少ない機会です。もっとも“inochi”は彼にしてはかなり野心的作品なので、いつもの「カワイイ村上」作品を期待して行く人はかなりイメージのギャップを感じると思う。

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氷の上でも滑らない秘密

オイミャコンというロシア村のドキュメンタリーを見た。人間が定住する地域で最も寒いこの村は、かつてマイナス72度を記録したことがあるという。

飛行機で行ける近くの都市ヤクーツクからクルマで行くのだが、距離にして800キロ、三日かかる。
途中、凍った川を削って作った道をトラックは行くのだが、普通のタイヤでガンガン走る。びっくりしたが、理由を聞いて納得。

氷の上でタイヤが滑るというのは、走った時のタイヤの摩擦熱で氷が溶けて水になり、それが原因で滑るのだ。つまりタイヤと氷との間にできた水の膜のせいで、ハイドロプレン現象のようになるというわけ。

だけどマイナス何十度(忘れたけど確か50度とか?)以下になると、気温が低くて水にならないから滑らないそうです。すごい。それとオイミャコンの村はあまりの寒さで水道が通ってない。だって水道管が凍って破裂してしまうから通しても意味がないので。

いつか真冬に行ってみたいなあ。

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軍艦島がおもしろい

軍艦島は長崎から船で行く面積が約6.3haの島だ。明治の初めから炭坑の採掘が行われていて一時期はものすごく栄え、人口密度は当時としては世界一だったようだ。小さい島だが、住宅・映画館・スナック・遊園地・寺院・神社など生活の全てが揃っていた。

1974年に当時の生活をそのまま残して閉山してしまった。だから今もタイムスリップしたかのような建物と生活の跡が残されている。これは超魅力的である。

建物が崩壊する危険があるため、ずっと島への立ち入りは禁止されていた。でも4月末より島への上陸が認可されたため、早くもツアーが発表されたのだ。ああ! 絶対行かなくちゃ。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/03/27/082/280pxhasima

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朝日新聞

最近朝日新聞社の校閲の社員が、2ちゃんに荒しや差別的な書き込みをしていた事件があった。法律的には何の問題もないとはいえ、マスコミに関わる仕事としてはモラル的問題が大ありだ。

ちょうど今日の朝日新聞32面では「検証 週刊新潮の本社襲撃犯取材手記」というタイトルで一面に渡って週刊新潮の誤報を取り上げている。社説でもやってる。普段から犬猿の仲の両者だし、事件は朝日新聞の社員のことだから気持ちも分かるが、しかしこのタイミングでやる問題かと思う。そんなに大上段に構えて他誌の批判する前に自分のとこの社員は何やってるんだと思う。

2ちゃんねるなんて若い世代からすれば新聞なんかよりずっと読まれてると思うし、影響力だってある。そういうところで反モラル的行為を行っていたことをどう考えるかだ。でも社員数は多いんだし、実際にはいちいち個人の細かい行動なんて管理不可能なのはよく分かる。

で、どうしたらいいかというと、普段からそんなにエラソーにしなければいいのだ。社説のエラソー具合とかもうオレからしたら犯罪的である。だから何か失敗があるとものすごくバカにされるんだよ。

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mixiのこと

友人の岡田斗司夫さんがmixiを昨日づけで退会した。岡田さんの書いたものによると、誰かに自分のプロフイールがハッキングされ改ざんされて、その対策や原因究明に関してのmixi側の対応に納得がいかなかったようだ。
納得がいかなければ退会するというのは、至極当然だと思う、だって自分の書いたものは自分の財産だからね。

以前にもmixiは会員の日記に関しての著作権の扱いで、大失敗してあわてて規約を改正というか、苦しい言い訳をしていたことがあった。つまり・・分かってないんだなあ。「タダで書かせてやってんだからいちいち細かい文句言うな」という態度が見えちゃうんだよなあ。mixi側としては「そんなことは思ってもない」と言うだろうけど、でもこっちにそう見えちゃうのは仕方ない。ここで問題なのは事実ではなくて「どう見えるのか」だから。

例えばぼくは以前は出版社にいたのだけれど、作家に対する気の使いようといったら、それはそれはもう大変なものである。つまり「自分たちはコンテンツで商売をしている」というのをとてもよく分かってる。

mixiだって同じだと思うよ。

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