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ネタの使い回しについて

検証班氏がブログの中で、唐沢氏のネタの使い回しについて書いている。
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/

この件について編集者という視点から見ると今回はまあ・・悪いとは言えない。通常の場合原稿に関しては「未発表のもの」というのが条件であるが、ネットにUPされている本人の毎日の日記は、これには相当しないと考えられる。
おそらく唐沢氏からしたら、日記の記述はコラム用のネタのメモ書き程度の位置づけなんだと思う。ネタを出す時に「今月は何があったかな」と読み返してテーマを決める。事件を見て感じたことなんて、すぐに書いとかないと忘れてしまうから、そういう意味ではメモ代わりの日記から書き足して原稿にする作業は理解できなくもない。

しかし、これを読者への気遣いという点から見るとどうか。例えば雑誌においては「抜き刷り」と言って、記事のある部分だけを別に印刷して販促用とかで配ることがあるのだが、編集部ではその解禁を次の雑誌が発売されてからにしてもらっている。つまり12月号に載った記事の抜き刷りを配るのは1月号が出てからということだ。これはお金を払って買ってくれた読者への配慮である。自分が金を出して買った情報が一部とはいえ無料で配られてたらイヤだもんね。実際検証班氏も「がっかりした」と書いている。

だから唐沢氏も無料の原稿を有料の原稿より先に出してしまうのは、有料で読んでいる読者への配慮が足りなかったと思う。その人のファンであれば、大体はその人の他の原稿も読んでる確立は高い。ましてや無料で読める日記なんてかなりの数が読んでると思わなきゃ。いくら自分の文章であってもコピペはよくないです。

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コメント

検証ブログのURLはトップでなく当該エントリのものにした方がいいと思います。時間経過とともにその記事が探しにくくなる可能性がありますので。

投稿: とおりすがり | 2009年12月 8日 (火) 09時40分

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